メロディ・ガルドーが来日!!

去年はうん十万とお金をかけて、色々とお高めのコンサートにいきましたが、一番感銘を受けたのが、東京JAZZでのメロディ・ガルドーの公演でした。まさに一聴惚れ。


worrisome heart(tokyo JAZZ)
les etoiles(tokyo JAZZ)
goodnite

私も色々な音楽を聴いてきたと自負していますが、この日の衝撃は忘れられません。
嬉しいことに今年の3/18に彼女の来日公演があるようです。
新しいCDは出していないはずなので、新曲は聴けないでしょうが、
JAZZですから色々とアレンジされた演奏が聴けると思います。

彼女は音感がとびきり良くて、歌の表現がとてつもなく素晴らしいだけでなく、
作曲も自分で行い、ギターやピアノも演奏することができるためか、
楽曲全体として細部までしっかりと音楽を作っているところも魅力です。
既に大スター、売れまくりのノラ・ジョーンズよりも、私はメロディ・ガルドーのほう断然好きです。

youtubeにも一杯動画があるので、興味がある方は是非彼女の表現を堪能してみてください。
さらに好きになった方は是非ライブまで!(中止にならないことを祈る!)


 ↓動画いくつか。まさに神!!

Edith And The Kingpin with ハーピー・ハンコック


Have Yourself a Merry Little Christmas


Baby I'm a fool


wicked ride


Have yourself a merry little christmas(別ver)


成長を実感


先日、オケの演奏会が終わりました。
名曲尽くしで期待のソリスト付きということもあってかチケット完売だったようで、大きなホールがほぼ満員となり大盛況でした。入れないお客様がいるほどの演奏会で弾くというのは私もはじめての経験でしたが、あの雰囲気は大変エキサイティングですね。
終わった後の拍手も凄かったし、ブラボーも何度もとんでました。スタンディングしている人もいましたね。
(もちろん演奏内容の凄さがそれほどのレベルであるはずではないので、お客様の心の暖かさによるものです。大変感謝しております。)

個人的な演奏内容としても、練習量から考えるとまずまずの出来でしたし、何よりいつもほど緊張を感じることもなく、余裕を持って楽しめたのが良かった。今回は本当に自分の演奏技術がかなり上がっている事を実感した演奏会でした。
練習に参加している頃は、参加してから演奏会までの日に余裕がなく(2ヵ月ちょい)、休日は練習で潰れたり、演奏会本番と日程が重なってスキー旅行にもいけないなど、他にもまぁ色々ありまして、やはり参加を辞めておけば良かったと思ったものですが、終わってみれば良い思い出となりました。


これからオフモードで、当面オケの演奏会はない予定ですので、時間がなくて出来なかったことをやれたらと思います。音楽面ではチェロよりもピアノの練習優先で(ソリストにサインも貰ったし!)頑張りたいところ。

クリスティアン・ツィメルマン:ショパン・ピアノ協奏曲


今年、ショパンの故国ポーランドのピアニスト ツィメルマンの演奏を聴く予定にしているのですが、予習がてら購入したショパンのピアノ協奏曲の録音が大当たりで、最近聴いた幾つかのCDの中では一番に感動したのでご紹介いたします。ソロもゆったりと響きを大事にする演奏でもちろん申し分なく素晴らしいんですが、オケの表現が特に素晴らしくソロとの一体感といい、これこそが「協奏曲」だと認識させられました。オケはポーランド祝祭管弦楽団だそうです。まさに偉大なるショパンへの愛を感じる録音!

ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番
(2009/04/29)
ツィマーマン(クリスティアン)

商品詳細を見る



私がいくら駄文を重ねたところで、この音楽の途方もない素晴らしさは伝わらないことはわかりきっています。ということで、youtubeにアップロードされている音源を以下にご紹介いたします。ツィメルマンとポーランド祝祭管弦楽団に敬意を評する方は、是非CDをご購入してより良い音環境で堪能されることをお勧めいたします。

ショパン:ピアノ協奏曲1番-1楽章(1/3)


1楽章(2/3)


1楽章(3/3)


2楽章(1/2)


2楽章(2/2)


3楽章




自分も近いうちにピアノ協奏曲をオケの一員として演奏する機会があります。ソリストの表現を大切にして、しかし、ただの裏方にはならないように注意して弾きたいと思わされました。





横坂源チェロリサイタル

2010/1/19
東京オペラシティリサイタルシリーズ
B->C バッハからコンテンポラリーへ

チェロ:横坂源
ピアノ:多賀谷祐輔

[曲目]
ルトスワフスキ:ザッハー・ヴァリエーション
バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ
黛敏郎:文楽
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ
 [アンコール]
アレンスキー:哀しみの歌


石坂団十郎さん、宮田大さんとともに将来が期待される若手チェリスト、横坂源さんのコンサートに行って参りました。
オペラシティでも武満メモリアルでなく、リサイタルホールという地下の小さいホールでした。こんなホールあったんだなぁと最初思ったんですが、そういえば全日本大学オーケストラ大会のときに練習で使用したような記憶がうっすらとあります。今回の曲目は定番のバッハから現代曲までと、なかなか負担の大きそうなプログラムでした。

●ルトスワフスキ:ザッハー・バリエーション
チェロ独奏曲です。
ザッハー氏はスイスの指揮者兼パトロンらしく、その音楽への貢献に対して感謝の意をこめ、ロストロポーヴィチがチェロのためのソロ曲を12の作曲家に依頼したそうです。その中の一つ。曲を知らないため技巧的な点ではなんともいえませんが、人間が喋っているような曲でした。

●バッハ:無伴奏チェロ組曲4番
若々しい力強いバッハでした。
ケラスのお弟子さんとういことで似たような感じの表現になるかと思いきや、ちゃんと自分の音楽をもってるんですね(当たり前か)。最初から最後まで結構早めのテンポで豊かな音量。間もあまりとらずに響きを聞かせるという感じの演奏ではなかったですね。繰り返しもあることですし、メロディアスには聴こえるため、あれぐらいのテンポもいいと思いますが、私は間や響きをじっくり味わうほうが好みのため少し合わなかったかも。朝とか昼に聞くと元気が出そうな演奏でした。弓の弾き方は流石にケラスみたいで、弓の角度とか位置とかも変幻自在で音量と音色を上手くコントロールしていました。音楽の世界に入りつつも、呼吸やチェロの傾き、左手の重みのかけかたなど、色々なところに注意しているように見えましたね。うぅん、あんなに色々気をつけていたら頭がどうにかなりそうなものですが、もう身体の中にプログラムされているような面はあるんでしょうね。

●シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ
これも豊かな音量で弾いていましたが、弓を変幻自在に操作している癖のためか、ちょっと駒よりで大きな音量で弾こうとするときに音量・音色を一定にできていない面がありました。あの弾き方は魅力的で是非真似したいんですが、使用の際には気をつけないといけないですね。弓の中央から先付近でもちょっと弓を動かすだけで、非常にクリアな発音がでており、その当たり技術的なレベルは高いなと思いました。3楽章は第一主題の最後のジャンという表現が凄く可愛らしい音で凄く気に入りました。ピアノの多賀谷さんは軽やかで繊細な音でした。もうちょっと盛り上がるところでは音量がでているほうが良かったかもしれません。曲全体としてはなんかちょっとシューベルトという感じがでていなかったのかな。ケラスやウィスペルウェイ、ペレーニのような演奏のイメージが元になっているためか、何か違和感を感じてしまいました。

●文楽
チェロ独奏曲です。
有名な曲だと思いますが、恥ずかしながら今回初めて聞きました。
ピチカートとグリッサンドが特徴的で大変面白い曲でした。演奏効果はありますが難しそうですね。ピチカートもいい音で鳴らしていましたし、十分弾きこなしているように思えました。弓で激しく弾くところが少し乱雑だったかなという印象がありますが、まぁそういう部分ではあるので違和感はなかったです。

●プロコフィエフ:チェロ・ソナタ
プロコが一番良かったです。やはり若いということもあり、情熱的なロシアものが向いているのかもと思いました。
最初から驚くほど太い音量で弾いていました。一段高いステージで弾いてましたが、客席の床のほうまで振動していました。ピチカートも凄い鳴っていたし、チェロってあんなに大きな音でるもんなんですね。プロコのソナタは本当にひさしぶりに聴いたのですが、自分が大学時代のときに少しだけ練習してた(全く弾けなかった)記憶と重なったのもあり、凄く心を揺さぶられました。表現も技術的な面も特に大きな問題なく、チェロの面だけで見ると十分な名演奏だと思ったのですが、その中でも気になったのはピアノとのアンサンブルというか、もうちょっとお互いに歩み寄る感じがあるといいと思いました。極端にいうと、チェロが急かす感じで、逆にピアノは落ち着いた感じ。ピアノが際立ちたそうな部分でもチェロがちょっと出すぎていたようにも感じましたし、シューベルトでもありましたが同じようなフレーズも統一感がない部分があるとか、技量はお互い持っていると思いますので、もっとコンビとしては良い演奏にできたのではないかと感じられました。(合わせが足りなかったのかな?)

●アレンスキー:哀しみの歌
これも初めて聴きましたが、凄く綺麗な良い曲でした。うぅん、いつか弾いてみたい。
演奏もGOODで、やっぱりこういう曲が得意なのではという印象。


横坂さんは音楽の世界に入り込む感じや、自分の音楽をあるところや、デュオでリードしていく感じなど、もういっぱしの演奏家という印象でしたが、情熱的な分若干粗削りに感じる点もありました。今の演奏は今の演奏で若々しくて良いですが、10年後とかにまた聴いてみると全然違った演奏をしてくれそうです。

日本フィルニューイヤーコンサート with 宮田大


2010.1.15(金) 杉並公会堂大ホール

日本フィル ニューイヤーコンサート
指揮:山下 一史
チェロ:宮田 大
日本フィルハーモニー交響楽団

[曲目]
レハール:ワルツ「金と銀」
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」



宮田大さん目当てで、杉並公会堂までいってまいりました。
平日だというのに結構お客さんが入ってまして驚きました。
杉並公会堂は大ホールといえども小さめのホールですが、8割方は入っていたように思います(900人ぐらい?)
チェリストの公演は11月の紀尾井でのウィスペルウェイのリサイタル以来。
美しいチェロの音色を完全に忘れていたところですので、良いタイミングでした。

宮田大さんを軽く紹介いたしますと、全日本ビバホールチェロコンクール、日本音楽コンクールなど数々の国内有名コンクールで1位を獲得。そして去年ロストロポーヴィチ国際コンクールで1位を受賞するという快挙を成し遂げた逸材です。


●レハール:「金と銀」
初めて聴く曲でしたが、メロディが綺麗なワルツでした。あまりにメロディアスなためか、ワルツ感を強調するような演奏ではなかったですね。良い曲なのでニューイヤーコンサートといわず、演奏会の序曲として演奏される機会がもっと増えても良いのかなと思いました。


●ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
本日、お目当ての公演です。
少々事故ってはいましたが、堂々とした素晴らしい演奏でした。
全体的には早くて長めのボーイングと、出だしの音を強調する弾き方が特徴のように感じました。
楽章でいうと3楽章の演奏が一番気に入ったかな。

[1楽章]
印象的な出だしの音は多くのチェリスト同様力強く弾かれてました。下降に従って少し雪崩れ込む感じの弾き方が印象的でしたね。最低音F#から、再度上昇へ移るAに雰囲気を切り変えるところなんかは流石に上手だなと思いました。

第2主題?は結構大き目の音量でスタートしていました。H->E->D->H->G->F->Eは親指使ってましたね。
音程的な安定はあると思いますが、個人的にはH->Eとかその後の下降でグリッサンドが少し入るとか、表現を楽しみにしている箇所でもあるのでその点は残念だったかもしれません。美しく弾くという面では申し分はないので好みのレベルですが。
第2主題の調が変わった変形の部分は、ロストロポーヴィチと同様2回目のF#->C#->・・・は音量を極端に抑える表現。

ソリストが伴奏やって加速しているところなんかは、オケがちょっとついていけてなかった面もあるかもしれません。
ソリストが少し暴走した面もあるのかもしれませんが、立派についていって欲しかったかな。
難しい重音はカッコよく弾いていました、最後のグリッサンド的な上昇とかよく弾けるなぁ・・・。
(一部、よく聴くCDと音が違う(省略?)ところもあったようでちょっと驚きましたが)

[2楽章]
ゆったりした楽章。
似たような音形を3回繰り返すところは、最初の2回がゆったり、3回目がテンポを取り戻して次へ繋げるという感じでしたか。少し最初の2回でオケが急いでいる感じがあったようにも。D#->C#とかを繰り返す、咽び泣くような部分は長くて早い弓で早いビブラートを使用しており、全体的に同じ音形はそんな弾き方でした。

静かになって重音とピチカートという技巧を要求されるカデンツァは結構大きい音量で堂々とスタート。
その後オケが入ってきてから最後までの演奏は大変美しかった。一点、最後のフラジオの下降系などあっさりしていて、短めのスタッカートだったのが今まで聴いてきた演奏と違っていて違和感を感じたところでしょうか。個人的にはもっとゆったり聴かせてくれるほうが幸せになれるのですが、曲全体としては次の3楽章があるわけですから、あぁいう解釈もあるんだなと勉強になりました。

[3楽章]
大変難しい楽章だと思うのですが、その辺の苦労はあまり感じさせない立派な演奏でした。(語彙が貧弱でこれ以外に表現しようがない)
コンマス(VN)との掛け合い部分は、ちょっとコンマスの音量が大きすぎたのか?表現の問題なのか、チェロと調和する感じに欠けたかな、曲の性格上もう少し寄り添う感じが好みだったかもしれません。その後のラシドレミファソラシからオケにつなげるところとかは音量的にも良かったです。その後のアクロバティックな部分はなんかちょっとバラバラになりましたが、あとは無事にこなして、ラストの長いカンタービレへ。

ここも音量を落とすというよりはしっかり歌う感じでしたか。最後とのトリル後の下降系は少し小さめの音量で、これまた結構あっさりと進んでいきました。D#->F#の部分は凄く気に入った表現でしたが、ここはオケのほうが少し雰囲気変わるのが早かったかも。ラストのF#->Hは本人としては少し不本意だったかもしれませんが、まぁあぁいうこともあるでしょう。F#ももしかしたらミスなのかもしれませんが、あれはあれでハッとさせられる表現でした。


演奏後はブラボーと拍手の嵐でした、スタンディングしているヒトもいました。
アンコールの「荒城の月」が綺麗な音色で良かった。これは私の嗜好によるものが大きいでしょうが・・・。
ヨーヨー・マの演奏でも感じたことですが、やっぱりチェロは楽器の特性上、協奏曲より小品向きな感じがします。
(音域が低めで響きが多いという特性上、オケから際立つためにどうしても音が乾くというか硬く?なってしまいがち。)
ともかく、これからも宮田さんには大期待ですね。


3月に白寿ホールでリサイタルあるんですが、ちょっと遠くて無理そうです。
1月は30日に調布のグリーンホールで長谷川さん、古川さん、遠藤さんとも饗宴?するようです。
豪華な顔ぶれで聴きに行きたかったのですが、オケの都合などで無理でした。
次はケラスのお弟子さんという横坂源さんの演奏を聴きに行く予定で、こちらも楽しみにしています。


●モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
昔は退屈だと感じて嫌いだったジュピターも今となっては凄く良い曲だと思えるようになりました。
サントリーみたいなでかいホールよりは、やはり少し小さめのホールで聴くのが向いている気がします。全体的にオーケストラも曲に慣れている感があり、響きも心地良かったです。メリハリがあるというよりは優しい響きを聞かせる感じでしたか。2楽章はヴァイオリンがちょこちょこ動くところが少し拙い感じの音に聴こえました。人数が多くてあわせるのが難しい部分なのかもしれません。4楽章は指揮者の動きを見てると、こういう音楽なんだなというのがわかりやすかったです。

基本的にチェロの音を聞いてましたが、長めの弓とスルータストな感じで音程も良かったんですが、部分的に音量的に物足りないところがありましたね。4楽章とかは低弦全体としてもっと弾いても良かったかと。(ヴァイオリンと違って速いとこは難しいのは私もわかりますが、ちょっと響きの中に埋もれすぎてたかも)

最近の記事
カテゴリー
プロフィール

れる

Author:れる
沈黙は金という言葉がある。本当だろうか。とりあえず、余計なことを喋らないようにしよう。

趣味:チェロ・ピアノを弾くこと。クラシック音楽を聴くこと。それ以外?他人には聞いていけないことがある、この世の中には知らない方がいいこともある。わかるね?

好きな作曲家:
ラヴェル、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、チャイコフスキー、バルトーク、ショパン、バッハ、モーツァルト、プーランク、ウォルトン、ドビュッシー

好きなヴァイオリスト:
フランク・ペーター・ツィンマーマン、ヒラリー・ハーン、ダヴィド・オイストラフ

好きなチェリスト:
ジャン・ギアン・ケラス、スティーブン・イッサーリス、ダニイル・シャフラン、ミクローシュ・ペレーニ、ヨーヨー・マ

好きなピアニスト:
マルタ・アルゲリッチ、サンソン・フランソワ、マリア・ジョアオ・ピリス、上原ひろみ、内田光子(モーツァルトの演奏)

好きなベーシスト:
ジャコ・パストリアス

最近のコメント
FC2カウンター
ブログ内検索
読書カレンダーBLACK
Powered By 読書カレンダー
リンク
月別アーカイブ
  1. 無料アクセス解析