民間防衛



民間防衛ーあらゆる危険から身をまもる

最近のようにテロが多発し、北朝鮮情勢などが緊迫している中、国民保護ポータルなんかへのアクセスが増えているらしい。確かに有事に備えあれば少しは安心感があるかもしれない。核を含めた有事に対応するマニュアルとしては、スイスの国民に配布されるマニュアルが有名で、それが「民間防衛」として書籍化されている。スイスは永久中立国ということではあるが、戦争を想定していないわけではない。国民皆兵士として国を守ることを宣言し、当該マニュアルを配布教育するなどして、他国への容易な侵入を許さないようにしている。スイスのように陸続きではないにしろ、日本も憲法9条で自ら戦争することは放棄しており、常に他国からの脅威を受け続けている環境にあるのは同様で、しかもロシア・中国のような大国に加え、何をするかわからない北朝鮮と、半日無罪で日本叩きが全ての韓国に囲まれている。アメリカも同盟国とはいえ、基地を日本に持ち、いつでも占領可におけるようになっている。日本もスイス同様の備えや教育が特に必要になってきているのではないかと最近は感じる。

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荒野へ



荒野へ (集英社文庫)

ジョン・クラカワーの「荒野へ」を再読。
アラスカの荒野で、満足な食料や装備を持たずに自活しようとし、餓死した青年のノンフィクション・ドキュメンタリー。主人公クリスは裕福な家庭に生まれ、頭脳明晰だけでなく、いろいろな才能と行動力まで持った、まさにエリートオブエリートと言える青年だったが、親しんだ文学の影響と、家庭内の問題の影響もあってか、資本主義・物質主義への疑念を抱き、次第に独力での冒険にのめりこむようになっていく。主人公は真面目で頭もよく、金銭を稼ぐ能力も高いものの、金銭に対する軽蔑、一般人が追い求めるような贅沢には嫌悪すら覚えるという類の人間であり、理想主義で悪く言えば頑固で融通が利かない。そんな彼ができるだけ金や道具などの力を借りずに、旅を続けてきた過程の記録であり、その言葉や書物のマークなどからは、人生において本当に必要なものは何か、幸福とは何なのかを、彼なりに模索して答えを提示している。

自分にとっては人生へ影響を与えた本の一冊であり、これを読まなければ自身のバイブル的な本であるソローの「森の生活」や、トルストイの「戦争と平和」なども読まなかっただろう。再読しても得るものがあったし、だれが読んでも何らか考えされる内容だと思う。この本の中には、クリスと似たようなタイプの人間の記録も幾つか紹介されているが、中でも個人的に興味深いのが、数十年かけて「現代の人間が一切文明の利器に頼ることなく、一人で暮らしていけるか」を自身の身をもって実験した人の話。結局その人は未開の山奥で旧石器時代のような暮らしを実際に10年ほど送ったらしいが、最終的な結論としては「不可能」という結論にいたったとのこと。その後帰らぬ人となったらしく、結局、人間は完全な孤独のもとでは「不幸」になるのだろう。

ビジョナリー・カンパニー



ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

長期的に反映しているエクセレント・カンパニーの本質を探った本。そのような超優良会社にとって最も重要なことは、会社の基本理念であるという。理念や会社の目的が明確で、長期的に不変であり、また社会にとって受け入れられるものであり、その基本理念だけは一貫して維持し続け、それ以外はどんどん変化させていき、社会や市場に対応できた企業が長期的に反映しやすいということのようだ。初版が1995年だから、この原則がインターネットが普及し、市場もグローバル化が進み、地理的制約等が少なくなった現代でも経済的観点で通用するのかは不明だが、少なくとも会社というものの存在意義を問う意味では、基本理念・経営理念というのは非常に重要なことは変わらないことは確かだろう。

ミラーニューロンの発見



ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

他人(や物体)の活動によって活性化する鏡のようなニューロンの話。人間の社会的な性質や、成長と大きくかかわっていると考えられている神経細胞の解説書。人は模倣によって成長するというのは、なんとなく暗黙の了解として広く知られているように思えるが、それ以外にも感情の伝達や、物事の判断など、我々が活動していく上で活躍しているものであり、新鮮えありつつも身近に感じられる内容だと思う。人間は本能的に他人の影響からは逃れられないということなのだろうから、オリジナリティとか個性とかそういう点で深く悩む必要はないのではないかとも。

ドラッカー「イノベーションと企業家精神」



イノベーションと企業家精神 (ドラッカー名著集)

いわゆる企業家というとベンチャーのことを思い浮かべるかもしれないが、本書は大企業におけるイノベーションにも言及されている。新しいアイデアをはじめに実現させようとするのはベンチャーなどかもしれないが、リスクを取りにくい大企業においても、イノベーションたるアイデアを実現して普及させることは可能だということだ。問題は変化にどれだけ対応する体制・意識になっているかであって、ある程度の規模になるとマネジメントもチームになる必要性が述べられている。また、予想外に成功してしまったときに、それを伸ばさず潰してしまうようなマインドも問題であり、実際マネジメントの思い通りに世の中やユーザが動くとは限らないということを念頭において対応しなければならない。
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ふじいよ

Author:ふじいよ
ソフトウェアエンジニア・ITコンサルタント・個人投資家・資産運用アドバイザー・チェリスト


音楽が主な趣味で、楽器はチェロとピアノを弾きます。ジャンルは主にクラシックで、チェロはオーケストラなどでよく弾いてます。他に登山(百名山巡り)・美術館・スパ温泉巡り・ヨガなどが近年のマイブーム。いろいろ手広くやってる自由人です。


専門はIT屋さんですが、長年やっている投資(資産運用)のほうも順調で、6、7年連続でトータルでマイナスになったことはありません。

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