アンコール!!



アンコール!! [DVD]

Song for Marionを鑑賞。老人合唱団の映画。
合唱を最近はじめた影響でチョイスしてみたが、非常にいい映画だった。気難しい頑固者老人アーサーと、趣味で老人ばかりの合唱団に所属する妻マリオンは性格や考え方が違えども、老年になってもお互いに愛情を注ぎあう理想的な?夫婦。病弱なマリオンは死の直前に、合唱団でソロとしてアーサーへ向けた曲を歌う。合唱に否定的だったアーサーは妻の死の後に、次第に合唱団の中で歌うようになる。息子と長年うまくいかない関係が続き、マリオンの死で決定的に決裂していたが、コンクールの本大会で妻や息子への歌を歌うことで和解していくというような流れ。

超絶に合唱団が上手いわけでも、ソロが上手いわけでもないところが、この映画のよりアットホームで親しみやすく感じさせるところかもしれない。実際のところ、背景のストーリーを知っているからこそ、その歌詞の意味や、ちょっとたどたどしい歌も逆に心に響く。音楽はやはり音程の良さとか、そういう細かいところで感動するものではないんだなと思わせる一作。歌は楽器よりも、よりダイレクトに個人そのものを表せるところが素晴らしいなと思う。




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theme : 映画レビュー
genre : 映画

美女と野獣


映画「美女と野獣」の鑑賞へ。
ディズニーの有名物語だけれど、観たのは初めて。アラン・メンケンの曲自体は数曲オーケストラで弾いたことがあり、曲自体は知っている。全体的にミュージカル風で、野獣の城周辺はほとんどCGという作り。その分、お伽噺のような世界観をスムーズに楽しめた。やはり音楽がいい。ベートーヴェンの田園1楽章に似ているような。この物語のタイトルが「野獣と美女」だったら、意外とコケてたのかもとか余計なことまで考えていた。でも、ネーミングは大事。



パイレーツ・ロック



パイレーツ・ロック

60sに放送規制を受けていたロックの曲を船の上から流し続ける海賊ラジオ局の映画。個性的なDJ達が集まって、船の上でやりたいようにやって、遊んでいるだけとも言えるが、映画ならではの非日常感を求める人や、既存の社会の枠に収まっていて不満を募らせているような人には一種の刺激にはなるのかもしれない。ロックといっても往年の名曲が流れるだけで、生演奏やライヴ演奏の迫力など音楽の神髄を追及・提示しようとする映画ではないため、音楽映画として捉えるとイマイチというのが個人的な感想。ロックものといいつつも、途中エルガーのニムロッドが挿入されたりしている。シリアスなシーンにロックはそぐわないという監督の判断なのか。



ジョイフル・ノイズ



ジョイフル♪ノイズ

ゴスペルの映画、ジョイフル・ノイズを鑑賞。
「ジョイフル・ノイズ」というアマチュア・ゴスペル合唱団の大会で、いつも地区大会決勝で敗れている合唱団のお話し。ゴスペルと言っても既存の古い讃美歌を歌うのではなく、ある意味なんでもありのもの。アップテンポで派手な演出もOKだし、名曲尽くしで、当然ながらキャストの歌もみんなとびきり上手なので、音楽好きなら楽しめる内容だとは思います。

いろいろな人間ドラマももちろん作中に含まれているんですが、そういうストーリー抜きに、歌のシーンだけでも十分惹きつけられます。もちろん大会決勝のパフォーマンスもいいんですが、途中のしっとり孤独に歌うシーンとかいいですね。ララランドもそうですが、音楽ものの映画は洋画のダイナミズムがあってこそ良いのかなぁと感じます。歌手も実力派ばかりですから。「天使にラブソングを」も名作ですけど、音楽のパフォーマンスだけだとジョイフル・ノイズのほうが洗練されている気がしました。

LA LA LAND


ラ・ラ・ランドを観てみた。

ミュージカル的な映画なので音楽重視、セリフも概ね歌として語られるし、振り付けもダンス的なので、音楽好きな人ならストーリーの好みがどうあれ楽しめる内容なのではと思う。基本的にはラブストーリーだし、「セッション」のようなマジ地獄な場面ってないわけで、そういう点でも万人受けする内容。

二人とも自身の夢を叶えようと努力し、一度は諦めようとするが、最後には実現させる。しかし、夢を叶えた後の生活は本当に二人にとって幸せなのかはわからない。ジャズピアニストが(実現しなかった)幸福なストーリーを想像しながら演奏される音楽は悲げだけれど、演奏後にお互い頷いて微笑を浮かべたということは、幸福かどうかはさておき、お互い納得した結果だということなのだろうか。貧乏でも夢を追いかけ(妄想?し)ながら努力している頃が、つらいことが例え多かったとしても、一番充実している時間なのかもなとも。

我々はどこで妥協してしまうんだろう。でも、実際のところ、夢を実現どころか、普通に毎日、他人様に迷惑をかけずに暮らすというだけでも、相当大変なわけで。というか、他人に迷惑をかけないどころか、他人んの役に立たないと基本的にマネーは貰えないわけで。

自分の評価は自分自身ではなく「他人」が決める。多くの人は、夢を諦め、自分の能力を見限り、他者へ仕える(依存する)方向に向かわざるをえない。それが「大人になる」ってことなのだろうか。
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ふじよん

Author:ふじよん
ソフトウェアエンジニア(プログラマ)・ITコンサルタント・個人投資家・資産運用アドバイザー・マネーコンサルタント・チェリスト


音楽が主な趣味で、楽器はチェロとピアノを弾きます。チェロはオーケストラなどでエキストラ(賛助)としてよく弾いてます。チェロは不定期ですが指導も。他に登山(百名山登山)・美術館巡り・スパ温泉巡り・ヨガ・合唱などが近年のマイブーム。いろいろ手広くやってる自由人です。


専門はIT屋さんですが、長年やっている投資(資産運用)のほうも順調で、パッシブインデックス派、安定したリターンを生んでいます。ようやくアーリー・リタイアも可能な水準に。


プログラム依頼・IT/マネーコンサルタント業務・チェロレッスン・エキストラ依頼など、お仕事の依頼があれば以下まで。受けられるかは内容次第です。

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プログラム開発や、資産運用相談など、いろいろなプラットフォーム上でも行っています。

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