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経団連就活指針を廃止は、別に学生のことは考えていない






経団連が就職活動採用の指針を廃止することになったようだ。
現在少子高齢化と好景気による労働力不足で、学生の就職活動は市場空前の超売り手市場。基準にしたがって採用する方式では、いかに経団連の大企業といえども「優秀な人材を指針に従わない外資やベンチャーに奪われてしまう」という現実があり、経団連の経営陣がその現実に負けて、どんな手を使っても若手学生を採用するという危機感を持ったということだろう。

つまり、別に学生の本分の学業がどうなろうが知ったことではなく、営利企業が自分たちの営利目的で「採用競争に負ける無理な基準はや~めた」と言ったに過ぎない。色々な言い訳はあるだろうが、空前の好業績にも関わらず、経団連が基準としていた採用方式を続ける余裕がなくなったということなんだろう。

ただ、私が現実を書いておくと、今は優秀だろうが無能だろうが、とりあえず「若い労働力」であれば、もうそれだけでそれなりの価値がある。しかし、それは「物わかりの良く、従順で、薄給で働いてくれる、下っ端・手下が欲しい」というだけである。大手企業はそれこそたいしたスキルもない40後半~60代の管理職がごろごろしており、彼らだけでは何もできないので「何でもいうことを聞いてくれる手足」がないと、高給を恒常的に消費するだけの完全に存在価値がない人材となり果ててしまう。だから大手企業にとって必要なのは優秀である以上に、会社・上司・先輩の言うことを素直に聞き、不合理・不条理に耐え、(将来の高給を餌に)安い給料で馬車馬のように働いてくれる人材なのである。

少子高齢化の日本において、この若年者労働力超売り手市場の流れは、少なくとも世界的な景気後退がおとずれるまで続くだろうが、今後、人工知能、ロボット、シェアリングエコノミー、無人化など各種テクノロジーの進展と、プラットフォーマーの独占化が進むことにより、労働力はどんどん不要になってくる時代がくると思う。その時に売り手市場で安穏とした現代の若者は、薄給のまま年齢を重ねていくことになるか、あるいは超不景気で色々なスキルを身に着ける前に失業という苦難が訪れる可能性もある。

だから日本の今の若者には、そういう将来が訪れるかもしれないことを見据えて活動したほうがよいと思うし、優秀で実力がある人はそれなりの報酬を払い、仕事で成長させてくれるであろう「外資系企業か、将来性あるスタートアップ、あるいは勢いのある新興企業」にできることなら就職することを勧める。今はICOやクラウドファンディングなど資金調達手段も多様化してきており、本当に良いアイデアがあれば起業という手段もあるだろう。もちろん解雇や倒産の可能性は大いにあるが、そういう憂き目にあっても、日本の旧来型大企業に勤めるよりも、生き残れるだけの力がつくのは間違いないと思う。

特にITエンジニアは、私が就職した頃は3K職種で倦厭されていたし、実際日本企業ではゴミみたいな待遇だったが、ようやく最近は金の卵状態で、労働環境や給料など待遇も改善されてきつつある。しかし、今でも外資企業と日本企業ではあまりに待遇が違う。ITエンジニアの若者は、外資系企業か、高い給料を払う、あるいは上場で大金稼げそうなスタートアップを目指すことを勧める。
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音楽が主な趣味で、楽器はチェロとピアノを弾きます。チェロはオーケストラなどでエキストラ(賛助)としてよく弾いてます。チェロは不定期ですが指導も。他に登山(百名山登山)・美術館巡り・スパ温泉巡り・ヨガ・合唱などが近年のマイブーム。いろいろ手広くやってる自由人です。

基本は株式投資・為替(FX)などですが、最近は暗号通貨(仮想通貨)トレードにはまっています。仮想通貨は、正直、現状の機能ではさほどメリットもないと個人的に思ってますが、今後、法定通貨による既存の金融システムを打破し、生活の利便性を増していっくれることに期待しています。そういう点では、仮想通貨よりブロックチェーン技術に大きく期待。


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